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2021/09/29 21:00

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夏が近づくにつれて、汗のニオイやつり革につかまったときの汗ジミなど気になることが増えてきましたね。
ニオイが気になって人に近づけない、汗ジミが気になってジャケットが脱げないなど、いままで我慢してきたことはありませんか?

薬剤師、かつ臭気判定士でもある筆者、毎日電車に乗るたび、「この人の汗臭は●●系だ」とニオイの系統まで分かるようになってしまいました。ニオイに敏感になってしまい、自分の汗のニオイもさることながら、世の中から悪臭がなくなることを願って止みません。そんな筆者が世に謳われている脇汗対策のメカニズムを調べ、「簡単さ」、「コスト」、「効果」を比較し、自らもずっと実践しているオススメの方法をご紹介します。

マリリン_Profile

■汗のニオイの原因とは

人の汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺があり、エクリン腺はほぼ全身にあって温熱刺激や精神的緊張によって発汗します。一方、アポクリン腺は毛穴に付随している汗腺で、脇の下や耳、陰部、乳輪、おへそなど、限られた部位に集中しているのが特徴。アポクリン腺から分泌される汗には、少量のタンパク質や脂質、アンモニアなどが含まれています。
ニオイのもとはアポクリン腺の汗の中のタンパク質や脂肪酸が皮膚の表面の細菌によって分解され、3メチル2へキセノイン酸などの特有のニオイをもつ物質を作ることが原因です。

メカニズム


つまり、脇のニオイの予防は「汗そのものを減らすこと」、「皮膚表面の細菌を減らすこと」がポイントとなります。
汗そのものを減らすことは汗ジミの原因を取り除くことにもつながりますので一石二鳥ですね。

■汗そのものを減らすには、これ塗ればOK

汗を減らすためには、汗腺を塞ぐか汗腺を切ることになります。後者は手術が必要で費用も高額になるため筆者は実践していません。
そこで、汗腺を塞ぐ成分の制汗剤を使ったところ、かなりの効果を感じられました。
その成分が入っているのが「オドレミン」です。オドレミンには塩化アルミニウムが含まれている液体で、皮膚に塗ることで汗腺内の水分と反応し、水酸化塩化アルミニウムを生成します。この水酸化塩化アルミニウムが皮膚上層部の細胞のケラチンと反応し、汗腺内に栓を形成します。これによって汗が抑えられるというメカニズムです。

栓は代謝によって排出されるため、毎日、シャワーやお風呂上がりの清潔な状態で脇にちょんちょんと塗っています。
オドレミンよりも有効成分の濃度が高く、効き目が強い薬もありますが、その分肌への影響も強いため痒みなど副作用が出やすくなりますので、自分の体質に合ったものを選ぶと良いでしょう。

価格も商品によって様々ですが、オドレミンは薬局では1000円程度(ネットで購入する場合は送料も入るので2,000円弱のところもあります)で半年ほど持つので、コスパは抜群です。夏の汗にも冬の汗にもしっかり対策できるので、年中使っています。

■皮膚表面の細菌を減らすには、細菌の居場所をなくすこと

みなさん、脇毛の処理はしていますか?
細菌は皮膚表面にも付着していますが、脇毛にも付着しています。細菌が多ければ多いほどニオイの原因物質を発生させるので、男性も脇毛を剃ってしまいましょう。試しに剃ってもらった方からは、「脇が涼しくなって汗も出にくくなり快適なった」という言葉も聞きました。
さらに細菌を減らすためには洗浄などでいつも清潔に保つことが大事です。
消臭効果をもつカキタンニン(柿渋)や殺菌効果のあるイソプロピルメチルフェノールなどを含むボディーソープで洗うことや、汗をかいたらすぐにアルコール成分の含まれたウエットティッシュで拭き取ることもオススメします。

細菌の中には塩分濃度に弱いものもありますので、塩のスクラブで脇を洗ってみるなど、筆者はいろいろやってみたところ毎夏を快適に過ごせるようになりました。

■脇汗対策のまとめ

比較表

脇汗対策もこれでバッチリ!NoPointsインナーを着て胸を張って歩こう!